日光猿軍団と江戸村探検記(2)


校長さんとお猿  7. さて次は本命の"校長さん"とお猿の出し物です。演題は良く聞き取れませんでした。校長さんは少しお疲れのようで声が大分小さかったです。お猿の名前を呼ぶと芸をしたり舞台の袖に来て愛想を振り撒いたりします。やはり校長さんの方が笑わせるのが上手で場内大爆笑の連続でした。内容は基本的にはお猿の学校の延長のようです。途中お猿がウンチをもらすと言うアクシデントがありました。




校長さんとお猿の壁画  8. おみやげ屋の壁には記念撮影用の壁画があります。校長さんは典型的なお猿さん顔で何処となく"寛平ちゃん"に似ています。 さて一度実際に猿回しの訓練を見た事がありますがかなり大変なようです。猿と言えば映画「猿の惑星」を思い浮かべますが、猿は知能が高いですから本当に人間が猿に追い回される時代が来なければいいのですが...さて日光猿軍団の人気は上々なようで、今度台湾や韓国でも公演を始めるそうです。また近くにはオートキャンプ場があり、温泉が湧き出ています。

日光江戸村の入口  9. "にゃんまげに飛びつこう" "来てちょんまげ"でお馴染みの日光江戸村は日光猿軍団を左に出てすぐ左折して奥に入ったところにあります。赤い幟がたくさん立ちテケテンテケテンと太鼓の音が流されています。写真が入り口で 関所の門を模しています。駐車料金は1回700円と高く入場料も結構高くて3種類が用意されています。将軍手形と大名手形、それに旗本手形がそれです。将軍手形はフリーパスで大人4900円、大名手形は道中手形と呼ばれるアトラクションの券が8枚付いていて大人3900円、旗本手形は道中手形が2枚付いて2800円です。劇場でライブを見るには道中手形が2枚必要で人形の展示を見たり体験をするには1枚必要です。なお中では自動販売機により道中手形を1枚250円で売っているので旗本手形でも好きな所に入れて十分楽しめます。どの手形を買うかは来た時間と予算、何を見るかによって決めると良いでしょう。休日のライブなどは"かなり"並ぶので将軍手形でもあまり数が見られないかもしれません。見世物は大体大きくご年輩向きの時代劇系と子供向きの忍者アクション系の2つに分けられます。これに無料の見世物やみやげ屋、食事処などがあります。なお日光江戸村では貨幣単位を円ではなく両で呼びますが、全然違和感はありません(「はい1000両お預かりします。250両のお返しです」と言った具合...)。

日光江戸村のメインストリート  10. 日光江戸村のメインストリートです。いい雰囲気が出ています。建物は良く出来ていて本当に江戸の町にタイムスリップしたようです。映画村見たいに丁髷に着物を来たスタッフが闊歩しています。旅籠やおみやげ屋が並び何処かの宿場町みたいです。

金さんと町人  11. 北町奉行所の公演を見る為に並びます。いい席を取るためには1時間待ちは必至です。余り後ろの場合は諦めて次の回にした方が無難です。入り口で手形2枚を払って中に入ります。十坪程の玉砂利の奉行所の"お白州"兼街中の舞台とそれを囲んで客席があります。立ち見も含めて3、400人位は入れるのでしょうか?携帯の使用と飲食は厳禁です。演題は確か「江戸の夜空に桜吹雪の嵐が舞う」でした。勧善懲悪を題材にした遠山金四郎の活躍の話です。 主要登場人物は全部で5人で"そのまんま東"に似ている花火職人とその恋仲のちょっと平凡な町娘、それに悪役の"先生"と呼ばれる"力也"に似ている浪人と"ゴン中山"に似ている甲声の悪徳商人にこれまた一心太助風の町人に紛れた二枚目の"遊び人金さん"こと遠山金四郎です。筋は例の通りまず悪人に火付けの濡れ衣を被せられ困っている町人を遊び人金さんが助けます。まだ正体は分かっていません。この後浪人と悪徳商人によるプチコントが行われ皆を笑わせます。おさかな天国の駄洒落や"おひねり(祝儀)"の渡し方を面白おかしく説明したりして次の幕に入ります。

お白州  12. 衝立が払われやがて奉行所の場面となり容疑者として浪人と悪徳商人、花火職人が拘引されてお白州に敷かれたござの上に正座させられ引き出されます。人質になっていた町娘は後から登場します。浪人と悪徳商人はあくまで"しら"を切ります。花火職人と町娘は金さんが全てを知っていると主張します。

遠山の金さん  13. 双方の言い分は十分に吟味されそしていよいよ遠山の金さんの出番です。町人の主張する遊び人金さんは何を隠そう遠山金四郎でした。片肌を脱いでTVでお馴染みのセリフを言います(ええい、この桜吹雪が目に入らぬか!云々)。火付けは浪人と悪徳商人の仕業だと分かります。言い逃れする往生際の悪い二人に火罪が言い渡され引っ立てられました。この後花火職人と町娘は結婚を近い事件は一件落着となります。

出演者挨拶  14. 最後に挨拶があり気軽に記念撮影に応じてくれます。ちょっとしたコント+活劇ライブ と言ったところでしたが緊迫感がありかなり楽しかったです。

遠山の金さん



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